澤野建築研究所   
澤野 眞一

建築を造る場合、CO2排出が一番少ない構造は木造建築ということは、今や一般的に知られたことです。
ここ数年は木造が大きく見直され、法律の改正・追加(耐火・耐震等)が毎年めざまく行われています。

木はいろいろな使い方があります。
建築資材となった後、端材はバイオマス素材となったりおもちゃになったり箸になったりで、工夫次第で捨てるところがありません。

環境にやさしい暖房

また、暖房燃料にもなること、皆さんお忘れではないでしょうか?
一番省エネで環境にやさしい暖房はおそらくマキストーブでしょう。

マキストーブは、煙が出ると心配なさる方いますが、完全燃焼すれば煙が出ない、ということはあまり知られていません。また、ファンを使って煙を排出するのでは
ないためモーターなどの動力音もありません。
ご紹介するマキストーブは私がデザインしたオリジナルのマキストーブです。
ひとつは35 センチ角の最小サイズ、もうひとつはダッチオーブンを組み込んだものです。このようにいろいろなデザインや機能を付加することもストーブデザインの面白さです。

しかし、残念なことに都市部では煙の心配がなくても、マキの入手はなかなか困難です。
通信販売で入手は可能ですが値段が高いし、使い勝手も自分で着火をしなければならないため、手間が少々かかります。
そのため、ペレットと言って専用燃料を燃やすストーブを設置することが増えてきました。熱効率(1.9 ~ 6.5kW)は大変よく、天井の高さ最高3.75m、24 帖のLDK はすぐに温まります。

断熱性能と暖房

ストーブの性能を十分発揮するためには断熱性能を確保することは必須となります。
私どもに事務所の断熱性能は、2020 年基準の断熱性能の値(Ua 値)を最低基準としています。

ヒートショックでお亡くなりになる方は、交通事故で亡くなる方の約2.5 倍とも言われています。
断熱性能を確保し、省エネで環境にやさしい安全な住宅設計を目指しています。