株式会社 トトモニ
齊藤 元彦

11月にはいり 暖房が必要な季節になりました。
全国1229人にアンケート「戸建て住宅の熱環境について」という記事で、断熱性能の低い家に住んでいる人の意見が載っていました。
 
「冬にお風呂に入るのが苦痛だ」「起床時にすぐに暖房をつける」「寒くて使えない 使いたくない部屋やスペースがある」「寒くて洗濯をするのが億劫だ」「掃除をする気になれない」「料理をするのが億劫だ」 
 
寒い家に住むと家事もしたくないし不活性になるようです。
 
さらに築40年の寒いアパートに住んでいた私の経験から加えると、「トイレが寒すぎて行くのを我慢する」「結露でサッシの枠はホコリとカビで黒ずむ」「風呂は修行の場」「布団からでるのに30分は要する」
 
寒い家は身体への負担があります。
日々 ヒートショックを抱えて生活するわけですし
足下が寒く 頭が温かく カビが生える。家事もする気がしないし 高血圧 冷え性になる。良いことありませんね。
医学的にも研究されていて 断熱性能が低い家と高い家で比較すると健康寿命にも違いがあるという結果になったようです。
 
そう考えると断熱性能が高い家の方がいいという意見に反対はないでしょう。
では 自分の住む家はどの程度暖かければいいか? 
これが実に難しい。
断熱性能だけにスポットをあてて数値比較すればいいという事ではなくて 
家全体の費用の中から断熱にかける初期コストのバランスや ランニングコスト(暖房費 医療費も?)を考慮して・・・・ 
そこまでいくと専門家を交えて考えるか 任せてもいいかもしれません。
  
ただ 温熱環境に意識をもって家づくりをすることは大切です。
アンケートでは 断熱性に関心があった人の家のほうが断熱性能が高く 熱環境の満足度も高い結果がでていました。
 
ちなみに私は年中通して家の中が一定温度というのはやり過ぎと感じています。
寒い家は情緒的には良さもありそう 
春のありがたさをマジで感じる 日当たり(朝日)がありがたい
冬眠する動物の気持が分かる 結露でお絵かきが出来る 
健康的は身体だけにあらず(でも寒すぎはいや)