NPO木の家だいすきの会
山本 幸恵

杉を積極的に使いたくなる杉の効用の記事が、朝日新聞で取り上げられていました。
最終回は アトピー抑制や落ち着き効果をご紹介します。

アトピーを抑制?

前回も登場した京都大学名誉教授の川井秀一さん(木質材料学)が、杉の木口の表面積を増やした「杉木口スリット材」を企業と共同で開発。杉を多く使った部屋で過ごすと病気が軽快した体験から杉の効用に着目、スリット材を内装に使うリフォームに取り組んだ。

アトピー性皮膚炎の1歳女児は「枕元に杉スリット材を置いたところ湿疹が消えた」。
畳を杉板床に替え、杉スリット材を壁に張った30代男性は「せきが止まり熟睡できるようになった」という。

大阪府吹田市の真野仁実さん(51)は、十数年前から内装は杉が中心。化学物質過敏症と食物アレルギーが出ていた長男は、杉板と杉スリット材をふんだんに使った家に移った直後、症状が軽快。自身も職場の内装が変わって体調を崩したが、杉スリット材を枕元に置き熟睡できている。

発達障害の児童 落ち着いて勉強

発達障害のある子供向けの学習塾「ななつ星」(大阪市)は、3年前、床を杉板に替え、壁は腰の高さまで杉板を張り、一部をスリット材にした。教室に入ると杉の香りが漂う。
小学校教員だった代表の高橋智子(47)は「厳密な比較はできない」と前置きした上で話す。
「発達障害児の中には、小さな環境の変化や刺激に反応しパニックを起こす子もいるが、この3年、20年の教え子はみな教室で落ち着いて過ごせている。何より教える私が疲れを感じない。」
(出典:朝日新聞be report 2019年6月15日)

現在、木の家だいすきの会でおススメしているグリーンエア工法の低温乾燥の杉材は、一般に出回っている中高温乾燥の杉材よりも香りが高く、より効果が期待できそうです。(山本)