有限会社当麻工務店
代表 当麻 浩成

このところ改修工事が増えているような気がします。
改修工事も様々な工事がありますが、ここでは屋根や壁の改修工事を取り上げてご紹介します。

150年前に建てられた建物で屋根の改修工事

瓦の葺替え工事では、一度瓦を下ろし下地から造り替えます。
こちらのお家の屋根は、現代の屋根では見られなくなった土葺きの瓦屋根でした。
土葺きは、瓦を水で練った大量の土で固定しています。
かなりの土の量で下ろすのも大変です。

その屋根の下、つまり内部の天井には断熱材は入っていませんでした。

75年前の建物の改修工事

やはり天井・壁には断熱材は入っていません。
壁はこまい(竹を組み土を塗る壁)で組んでいて、土壁を解体する時はホコリだらけになります。

40年前の建物の改修工事

40年前の建物になってくると、使われている材料もだいぶ現代の建物に近くなってきます。

外壁面にグラスウールが入っていました。

内壁の下地には石膏ボードが使われていました。

現代の建物

屋根天井、壁にセルローズファイバーの断熱材を入れた事例

壁に羊毛の断熱材を入れた事例

耐火ボードを貼った壁

改修工事をやっていると、昔の建物と現在の建物ではずいぶん使う材料が変わってきています。

建物の構造も昔は手刻みでしたが今はプレカットが主流になり、墨付け・刻みの人材育成をするのも大変な時代です。
各職種でも昔のやり方が伝承されずらくなってきています。何とかしたい物です。