こもり設計室
小森 正和

私が住んでいる所は畑や田んぼがある郊外の住宅地で、電車で東京の事務所へ通っています。
電車に乗っている時間を考えると都内に住んでいた方が効率良いのですが、住まいの周辺環境もとても大事です。
コロナウィルスが蔓延してから自宅で仕事をするようになり、周辺を散歩する機会が増えたのでより実感をしています。

そんな私が毎年参加しているのが、地元の農家がおこなっている米作りです。参加し始めてから5年目になります。子供の頃は、田んぼや畑が祖父の家にあったので身近に感じていました。しかし大人になり働きだすとそんな環境が近くにありません。子供達にも米や野菜がどのようにできるのか体験して欲しいと思ったのがきっかけでした。

田植え そして、生き物観察

5月の天気の良い日、水をはった田んぼに田植えをします。植えるお米は古代米の黒米や赤米です。長靴だとうまく動けないので足は裸足。一本一本手で植えていくのですが、ぬかるみのなか中腰の姿勢はなかなか大変ですね。

田植えが終わると水がはれているか、雑草が生えていないかを見ていきます。田んぼやその周辺にはたくさんの生き物がいるので、子供達と小さな観察会を開催。ザリガニやおたまじゃくし、ハイイロゲンゴロウ。

裸足で田植え

田車で雑草とり

ハイイロゲンゴロウを発見

稲の刈り、年末には餅つき

9月大きく実った稲の刈りとりです。鎌を手に持ち刈っては積み、刈っては積みの単純作業ですが、高く積み上がった稲をみると達成感があり嬉しいですね。
刈り取った稲は稲架掛け(はさがけ)して、ゆっくり乾燥していきます。
乾燥したら脱穀をして、年末にはできたお米を皆で餅つきをし、美味しくいただきます。

稲刈り

黒米の稲穂

稲架掛け

当初はうまく歩けないと嫌がり田んぼに入れなかった子供達も今では一人前。
住んでいる近くだからこそ参加し続けられています。おしゃれな雑貨屋、カフェが少ないですがこんな環境がある郊外もなかなか良いのは。