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地元西川材をつかった軸組み木造の家
             埼玉県所沢市 Sさんの家


 

木の家だいすきの会の会員第1号の木の家です


設計は建築家の市川均さん、地元西川杉を使い、柱、梁の加工は細田さん、大工棟梁は神田さんが勤めています。むく材を中心に使って仕上げていますが、逆にそれがうるさくならないようモダンな感じが出ています。また、薄塗りの石灰プラスター壁や、自然系の素材を用いクリーンな仕上げを目指しています。設計者のモダンなデザイン感覚と職人わざのコラボレーションをご覧ください。









家づくりサポートネットワーク

設計:
市川均・アーキネットデザイン(埼玉県川越市)  棟梁:神田清一・神田建築(埼玉県日高市)
木材加工:
細田義昭・細田材木店(埼玉県入間市)  左官:鈴木忠・巧左官工芸東京都杉並区)
床材:
木童・木原巌(神戸市・東京都江東区)  建具:加藤禎宏・加藤木材工業(埼玉県飯能市) 
コーディネート&安心家づくりサポート:鈴木進・NPO法人木の家だいすきの会(埼玉県所沢市)

肥田野商店(内装工事) 日産住設(冷暖房工事) 橋本土建工業(基礎工事) 津々木瓦店(屋根工事) 村田工業(サイディング工事) 瀬田タイル(タイル工事) 神田硝子店(外部建具工事) 青木板金(板金工事) 小林塗装(塗装工事) 松下設備システム(床暖房) 樅木住設備(住設工事) 初雁装飾(コルク床) 市之瀬電設(電気設備工事) 和田畳店(畳工事) 

 

建物の概要

地上2階(木造)建て、延べ床面積138u 42坪
工期:平成14年12月16日〜平成15年6月13日
建築費:工事費2,850万円 設計料330万円


設計者が決まるまで

平成14年1月27日 
Sさんの奥さんが所沢市の情報誌に掲載された案内をみて所沢セミナーに初めて参加。

平成14年3月2日
2回目の所沢セミナーに参加して、セミナー終了後、「木の家だいすきの会」の住いの相談を申込。

平成14年3月9日
Sさんのご夫妻が木の家だいすきの会の事務所に訪ねてこられ、家づくりのご要望を伺いました。
設計者探しをしたいとのこと、いろいろ話しを聞いたうえ、市川均さん(アーキネットデザイン)を紹介。

平成14年4月6日
Sさんご夫妻が川越のアーキネットデザインの事務所を訪問。市川さんの設計姿勢、仕事ぶりや設計スタッフを見て、その場で木の家だいすきの会の
企画提案サービスを申込。

平成14年4月20日
市川さんから企画提案の提示。

平成14年4月27日
市川さんから提案された企画案をご覧になったのち、本当に自分にあった建築家かどうか迷いを払う意味もあって、もう一度所沢セミナーに参加。
自分たちが考えていることを実現するのは市川さんだと確信して、Sさんご夫妻の家づくりはスタートしました。


基本設

平成14年5月〜7月
アーキネットデザインでは、所員の浜野さんが担当。Sさんご夫妻と市川さん、浜野さんの協働作業により設計がスタート。

基本設計では、周辺との関係、間取り、全体の形態などデザインの大枠を模型、スケッチ、図面などを駆使しながら検討。

Sさんご夫妻は、柱、梁などの100年以上持つ構造材には地元の西川材を希望。基本設計が終了後、西川材の木材加工を手がける細田さん(細田材木店)に相談。

細田さんは大工をかかえ、かつプレカットの機械も持って、限られた予算のなかで建築家の難しい注文にも柔軟に対応、多くの設計者の良き相談相手になっています。


実施設

平成14年8月〜12月
実施設計では、材料選び、設備、収納計画など細部を検討。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

建築工事

着工:平成14年12月16日 竣工:平成15年6月13日

 

 

 

基礎工事1

しっかりとした基礎にしてほしいというのが、Sさんご夫妻の希望でしたのでベタ基礎にしました。20cm厚の耐厚盤に、10mmの鉄筋が20cmグリッドで2重に入っています。







 

 

 

 

基礎工事2

土台ののっている部分だけ、12cm立ち上がっていますが、布基礎ではありません。その下に地中梁がめぐらせてあります。土台を固定するためのアンカーボルトはあらかじめ溶接して設置しておきます。

 





 

 

土台と足固め

Sさんの家の一番の特徴は『足固め』です。土台に建てた柱と柱の間に、もう一段木材を入れて床を組みます。柱の足下を二段の横架材で固めているので、柱がしっかりと自立する上、引っ張りにも抵抗する作用があります。

 




 

 

 

土台とアンカーボルト

土台と足固めには、シロアリに対する忌避作用があるヒバ材を使用しています。基礎との間にフィルムをしいて、木材とコンクリートが直接ふれないようにします。あらかじめ基礎に埋め込んでいたボルトで基礎と土台(基礎と建物)をとめています。土台が「木やせ」してもずれないよう、スプリング付きの座金を入れています。土台の継ぎ手にアンカーボルトがこないよう注意します

 


 

 

継ぎ手と仕口

材と材の接合部を継ぎ手(つぎて)と仕口(しぐち)といいますが、場所に応じ様々な加工がされています。組み合わせて栓でとめる場合と、ボルト金物で接合する場合があります。

 

 

 

 

 

 

 

梁と梁の継ぎ手 

梁を継ぐ場合、完成後に見えてくる部分は隠し金物を使用しています。下の材は梁鴨居です。あらかじめ引き戸のための溝が掘ってあります。




 

 

 



 

垂直の確認

軸組が垂直になっているかチェックします。ゆがんでいた場合は、ウインチで引っ張り修正してから仮筋交いでとめます。


仮筋交い

壁がないままだと、軸組がゆがんでしまうので、仮の筋交いで止めておきます。釘跡ができあがったときに見えないよう、釘をうちつける場所に注意します。

柱の養生

一階の和室だけ柱にヒノキ材をつかっています。建方のとき木肌が汚れないよう、紙を巻いて養生しています。

 

 

 

建前

合掌とトラスの小屋組です。斜めの材を組み合わせて、屋根を支えています。組み立てが難しい部分なので、先に組んでからクレーンでのせました。2階は屋根にそった勾配天井になるので、この小屋組はデザインとして完成後も見えてきます。







 

 



 

 

 

上棟後の見学会

右が設計者の市川均さん













 

 

軸組み

埼玉県の地元西川材を使った柱、梁、桁、土台による軸組み














 

 

小屋組み

















 

 

壁の断熱


















竣工しました

竣工:平成15年6月13日
梅雨前竣工にかろうじて間に合いました。

 

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玄関よこの吹き抜け

玄関と2階への階段

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2階への階段室

 

 

 

 

 

 

 

 

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2階・階段















 

 

 

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キッチン・ダイニング・リビング

対面型のカウンターキッチン
柱・梁は西川材

壁は石灰プラスター、左官の鈴木さんが手がけました。











 

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リビング&和室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2階個室

床は西川杉のむく材のフローリング
壁は薄塗りの石灰プラスター塗り












 



問合せ

特定非営利活動法人 木の家だいすきの会事務局 鈴木まで 04-2926-6045

申し込み
   FAX 04-2926-5743
      または、
   E-mail office@kinoie.org



活動地域

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