こもり設計室  
小森 正和

はじめまして。新宿で設計事務所をしております、こもり設計室の小森です。
住宅の設計や既存住宅の調査等の活動をしております。
初めての掲載となりますので、普段住宅を設計をするにあたり心がけていることなどを事例とあわせて紹介させていただきます。

敷地にあった計画

敷地面積が小さく四方を建物で囲まれていたり、高台にあり景色が見渡せたりと家を建てる敷地の状況は様々です。
また、方位や各法規制、接道のしかた、駐車方法など色々な条件が加わってきます。
そうした中で、住む人がどのように外とつながり、景色として何が取り込めるのか。その家が建つ事で周囲に対しどのような影響があるかを特に考えて計画をしています。

写真のお宅は、道行く人への圧迫感も考え道路から少し離して建物を配置しています。道行く人と適度な距離がうまれた事で、朝日が入る大きな窓を計画する事ができます。

外とのつながり

開口部は光や風、人、音など様々なものが出入りします。
また、その開口部からは朝の陽の光や青々とした庭の緑、深々と降る雪など季節の移り変わりを感じ取ることができるのです。

家の中をどう充実させるか考えがちになりますが、外とのつながりを作ることでより心地よい空間となります。
そのため、どのような敷地の状況でも、どこか外とつながる場所を作るように考えています。

高いだけが良さじゃない

一般的なお宅では天井の高さが2.4m程度あり、人によってはもっと高い方が良いという方もいます。
しかし、その反対に天井の高さを抑えることにより包み込むような落ち着いた空間とすることもできます。
ゆったりと椅子に座り落ち着く…そうした場所はむしろ天井が低い方が心地良い場合もあるのです。

造りつけの家具

調理台や洗面台等は使いやすさや全体との調和を考え、造りつけの家具とすることがあります。

特に調理台は、持っている調理器具や食器の量など家庭により様々です。収納するものや掃除のしやすさを話しながら進めていきます。
あと少し調理台の奥行きが広かったら鍋が置けるね…という所から写真の調理台は一般的なものよりも奥行きを10㎝広くしています。
その上には手が届く高さで吊戸棚を設け、日常の食器を収納しています。

少しでも住む人にとって心地よい生活ができ、長く住んでもらえる家になればと考えています。

そのためには私だけでなく、建主や施工者の協力が必要です。

より良い関係がつくれるようこれからも活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。