だいすきだから、究める。

木の家コラム

地盤を知る

2011年に発生した東日本大震災では、当初は津波被害が注目されていましたが、時間の経過とともに、各地で崖崩れや液状化など、地盤に起因する建物やインフラへの被害が明らかになりました。このように、地震時には地盤の弱さが大きな問題となります。地盤そのものが崩壊しなくても、軟弱地盤では地震の揺れが増幅されることがあります。住宅を建ててから後悔しないためにも、敷地選びの段階から土地の地盤特性を理解しておくことが重要です。日本の地形は、大きく山地・丘陵地・台地・低地に分けられます。山地や丘陵地、台地は比較的古い地層で構成されており、盛土造成地などを除けば、一般的に良好な地盤とされています。一方、低地は新しい地層で形成されていることが多く、雨水や地下水が集まりやすいため、軟弱で不安定な地盤になりやすい傾向があります。川や池の近く、坂の下、水に関係する文字を含む地名の土地は、低地である場合が多く、注意が必要です。

実家をどうする?

今、大相続時代が始まったと言われています。これは、1947~49年生まれの団塊の世代が、全員後期高齢者(75歳以上)となる2025年問題の一つで、高齢者の医療・介護の需要が急増する社会保障の問題だけでなく、住宅などの相続も急増し、少子化や人口減少の影響も受け様々な問題が増えると予想されています。例えば実家ですが、相続して住み続けられる場合は良いですが、居住しない場合、売却するか、賃貸に出すか、しばらく放置しておくか。住宅の状況によっては、売れない、活用できない、処分できないといった厳しい状況になることも考えられます。私も数年前に実家を兄弟で相続しましたが、相続するとたくさんの不動産屋からDMが届くようになりました。実家を売却しませんか?というチラシです。現在は実家に居住し一部を事務所として使用しているので今すぐに売却する必要はありませんが、今後について色々と考え始めています。私の実家は築50年(一部57年)。20年前に屋根や外装、水廻り等のまとまったリフォームを行い、8年前に介護に伴い部分的に耐震・断熱改修も行いましたが、しばらく手を付けていない屋根と外装の劣化や排水管の不具合についても早めに修繕が必要な状態です。せっかく足場をかけるならサッシもやりかえるか、水廻りも全て取り替えて、耐震・断熱性能もあげておくか、内装や間取りも変えるか、大谷石の塀も崩れそうだし・・。どこまでやるかは、ある程度予算も決めないと判断が難しいですね。