神田川に近く緑豊かな住宅地に建つこの家は、枝垂桜のある庭の眺めを、居間とキッチンから楽しむことができる。
宮崎の杉を構造材に、岩手の赤松や長野のカラマツを床に使い 無垢の木材の感触を存分に味わうことができる。
木材に加えて、漆喰塗りの壁により、調湿効果のある安定した室内環境を得ることができている。
ゼンマイ仕掛けの燃料補給装置のついたペレットストーブは暖房や調理に活躍し、この家の中心的存在である。
概要
- 概 要: 地上2階建て
敷地面積: 172㎡
(建蔽率50%、容積率80%)
延床面積: 133㎡(40坪)
設計期間: 6ヶ月
工 期: 5ヶ月
完 成: 2008年 - 主な仕上げ
屋根: 塗装ガルバリウム鋼板 横葺き
外壁: 色モルタルコテ仕上げ
内壁: プラスター薄塗
床: 赤松、カラマツ、桧
この家づくりに関わったメンバー
設計・監理 : 中村展子(アトリエ海)
施 工 : 綜合建設(株)
構 造 材 : 木童(都城木材):宮崎おび杉
内 装 材 : 木童:岩手赤松、長野カラマツ、桧
コーディネート: NPO 木の家だいすきの会