だいすきだから、めぐらせる。

森への想い

木の家だいすきの会は、家づくりを通じて、森と共生するライフスタイルが世の中に広がり定着することを目指して活動しています。

私個人にとっての身近な森は、子供の頃によく遊んだ奥武蔵の森です。その森の木が使われていないために、森の破壊が進んでいるーーその事実を知ったのが、NPO活動を始めた大きなきっかけでした。
人工林は、木を伐って使い、そのあとに植林をして育てるという、人の手によって守られる森です。そこに生活の糧を得る生業があり、暮らす人がいて、はじめて森も存在できます。このことがわかったとき、「奥武蔵の森の木を使って、武蔵野で木の家づくりを進める」という活動の基本ができました。

5年以上前に、奥武蔵の森の木を使って自宅を建て直しました。木の香りや木の柔らかさなどを肌で感じると、子供の頃のように、森に入った時の爽快な気分が甦りました。「森を守るために」と、大上段に構えて始めた活動ですが、実は、森から恩恵を受けるのは人間だということに気づかされます。「100年かけて育った木は、100年大事に使おう」という感謝の気持ちも自然とわいてきます。

私が感じた森の恵みを多くの方にも感じて頂きたい。そのためにも、住まい手と森林組合、製材所、木材加工事業所、設計者、工務店、行政職員、支援者などの担い手をつなぐ役割をこれからも果たしていきたいと考えています。

代表理事鈴木 進

森を、深く知っていただくために

ときがわ森の教室
木の町ときがわがお届けする暮らしを耕す手しごと体験
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ときがわ、ときのわ。
ときがわ町に、うつり住む暮らし
ときがわ、ときのわ。 TOKIGAWA TOKINOWA