階段の手すり・・安全にそして楽しく
階段の手すりについて、いくつかの思い出があります。ひとつは、子供がまだ、小学校に入る前の頃、知り合いの建築家が設計した内外コンクリート打ち放しのギャラリーに行ったことがあります。高い天井のホールに打ち放しの階段が壁から片持ちで取り付いていました。後日、その建築家にお会いした時に子供と一緒に行った話をしたら、困った顔で笑いながら子供は連れて行かないでと言われました。手すりの無い階段でした。 階段の機能のひとつが転落の防止です。吹き抜けに設けられた階段だと、落差が大きいのでこれが無いと大変危険です。また、階段は片足ずつ昇降を繰り返すため、体のバランスが不安定になります。そのため、よろけた時に手を掛ける部材として手すりが必要になります。平らな床面とは違い、階段は一段踏み外すと次々に滑り落ちる可能性があります。その時にとっさに握ることが出来なければなりません。加えて、高齢者や障害者などが昇降の際、補助としてしっかり握れることが必須です。
