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新築住宅 施工事例

栗丸太がシンボリックな2階リビングの木の家

東京都福生市

それまでの暮らしは、日中でも灯りをつけていないと薄暗いということでした。
リビングを2階に配置し、高く、広く、明るく、空の見える窓のあるリビング空間になりました。

Y字の梁は岩手の栗の木、天然の方杖が屋根を支えます。ベランダにもY字の栗の柱がそびえます。
当初の設計では、桧の枝付き丸太を設定していたのですが、伐採、搬出、輸送などの費用がかさむ為にコスト高となり、外には勿体無いかと思い取り止めました。
2階のリビングからも木が見えて、バルコニーの花台に花や木があり、水色の軒天は空と同化すると自然豊かに感じるかな?・・という工夫もしました。

開放的な2階リビングからダイニングとベランダを見る ハイサイド窓からは空が望める
南側外観
狭い玄関を広く見せながら、2枚の戸で仕切ることができるホール
北側外観 敷地延長通路の部分 木の物置の先に玄関

施工プロセス

敷地延長分で全面積の20%ほどを締め、建物の建つ敷地は、おおよそ22坪とちょっと。限られた面積の中で家族の空間をどのように考えていくかが課題でした。

玄関とホールは、スペースを広く感じさせつつ、冬の風除け室としての機能を持たせ、左右からの引戸を90度の角度で閉鎖できる様に。

また、子供室は、仲良しの2人でも、中央から仕切ればプライベート空間ができるようにし、夫婦寝室への通路を洗面・脱衣室と兼ね、コンパクトに暮らす工夫を話し合いました。

建て主さんと設計者が大黒柱に腰かけツーショット
構造材の加工の様子
概要

延床面積:110㎡(33坪)
規模:地上2階建て
構造:木造 在住軸組み工法

主な仕様

屋根:ガルバリウム鋼板
外壁:ガルバリウム鋼板
床 :杉、ヒノキ
壁 :漆喰

この家づくりに関わったメンバー

大沢 宏 - 設計
比留間 邦洋 - 施工
鈴木 進 - コーディネート
細田博之(細田材木店) - 製材

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