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新築住宅 施工事例

本の家

静岡県さいたま市

約3000冊の本を所蔵するクライアントのご希望で幅3.8m高さ5mの本棚をリビングに造りました。
本棚は構造の通し柱を利用して本の重量を支えています。

リビング吹抜けは表しの柱と梁にFIXの窓を直接納めることで、開口部を大きくとり明るく開放的で、かつ木のやわらかな雰囲気を出した空間にしました。
構造材は宮崎のおびスギを使用。
内装はクライアントのアレルギー体質に配慮して、ホタテパウダー塗装、土佐和紙など全て自然素材で仕上げました。

梁を利用して木ルーバーの中に照明を入れている。吹抜けにはシーリングファンをつけて天井にたまった空気を循環させて冷暖房の効率を良くする工夫をしている。
高さ5m、幅3.8mの本棚は吹抜けを通して2階の天井までつながっている。ダイニングテーブルは幅95cm、厚さ6cm、長さ2.7Mの無垢の耳付き杉板。
リビング吹抜けの大きな窓からたくさんの光が、降り注ぎ開放的で気持ちの良いリビングとなっている。
2階バルコニーから見たリビング 外壁と室内の仕上げが対照的。
本棚は1階から繋がっている。廊下の床をルーバーにして光を1階に落す工夫をしている。
壁に杉板を張りアクセントにしています。
引き戸の扉にも杉を張り壁一面杉板仕上となるように工夫をしている。
ダイニングとの間の引違い戸でダイニングと繋げたり閉じたりすることが出来る。
外壁の仕上はガルバリウム鋼板。サッシと外壁の色を統一して外観をすっきりと見せる工夫をしている。
概要

敷地面積:119㎡(建蔽率46%、容積率78%)
延床面積:93㎡(28坪)
規模:地上2階建て
構造:木造 在来軸組工法


主な仕様

屋根:ガルバリウム鋼板縦はぜ葺き
外壁:ガルバリウム鋼板
壁 :ホタテパウダー塗装、杉、土佐和紙

その他

・ダイニングテーブルは秋田杉の無垢材
・ご夫婦それぞれに書斎を持った家

この家づくりに関わったメンバー

澤野 眞一 - 設計
中嶋 浩平 - 設計

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