だいすきだから、究める。

木の家コラム

新型コロナで、住めない家の住宅ローンを払う?

というのは、一番、最初に感染が拡大した中国で生産していた部品を使う住宅設備機器が一切手に入らなくなって、現場の工事がストップしたためです。
住宅が完成しないと完了検査も受けられず、住宅ローンも執行されず、工務店には想定外の資金不足に陥ります。
国土交通省は、2月27日、建設会社の倒産防止のため、特例で一部の工事が未完成でも、完了検査をするよう要請文書を確認検査機関に出し、急場をしのぎました。

飛鳥や奈良の工人たちは何をもとに建設を行っていたのでしょうか?

日本の国の建築は木造建築が特徴です。法隆寺や元興寺は誰でも知っている奈良の建築ですが出雲大社は、48mの高さを誇る木造建築だった、との説があることは一部の建築家や歴史好きの人にしか知られていません。
高さ48mの根拠は2000年の発掘調査で、直径1.35mの丸太を3本組み合わせた遺構が見つかり「金輪御造営差図」との合致が指摘されたことによって裏付けられました(所説あるようです) 

災害時も平常時も安心なフェーズフリー住宅

地震、台風、洪水…近年、各地で起こる様々な災害が住まいに被害を及ぼし、日常生活に支障をきたしている様子が伝えられています。
災害に備えた住まいを考えておかなくてはならないのですが、それがなかなか進まないのには、人々の意識に理由があるように思われます。
災害報道の度に防災への関心が高まりますが、時間が経つにつれ災害への意識が徐々に薄れていくこと。
経験していない人にとって、災害時にどの様な困難が起こるかを、日常生活の中で現実味を持って思い描くのが難しいこと。
不安を抱き続けるよりも、無意識のうちに日々の営みの方に重点を置くようになること、が挙げられます。
そこで発想を変え、防災を意識し続けなくても「災害のときに役に立つ、日々の暮らしと住まい」を目指す考え方が生まれました。

猫と暮らす

近年、猫ブームと言われ、猫がメディアで取り上げられることが増えましたし、実際に猫を飼い始める方も増えているように感じます。
昔は野良猫を地域の皆さんがそれぞれに世話をしているようなケースも多かったと思いますが、最近は一軒家で猫を飼う場合でも外には出さず、家の中だけで飼うケースが増えていると感じます。外に出た方が猫にとっては気分転換になるので良さそうですが、外にでることで病気をもらってきたり、迷子になったりすることを危惧して家の中だけで飼う方が増えています。
実際、外に出さずに飼われている猫は長生きなことが多いようです(我が家の猫も迷い猫だったところを保護して、もうすぐ20歳を迎えます)。
外に出さない分、家の中でも動き回れるように配慮することが必要になってきます。 

はじめまして!

今回最初の寄稿ですので自己紹介させていただきます。(株)クオリスは、越谷市内にある小さな建設会社です。
実家の工務店で大工工事をして仕上げていくというスタイルをとっています。
工務店ならあたりまえな事ですが、専任の熟練大工が現場に入り、要望に対して柔軟に対応できるところは、ハウスメーカーの手間請け大工とは一線を画すところではないでしょうか。
実家の工務店は2代目ですが、先代から新建材はあまり使わない家づくりをしていたので、現在見直されている自然素材の家は元々得意としていた分野です。
しかし、断熱性能、耐震性能に関する指導は時代とともに変わりますので絶えずアップロードし続けねばなりません

庭にウッドチップを敷きました

埼玉県鶴ヶ島市の木の家だいすきの会OB・阿部宣文です。
我が家は平成23年に竣工し、7年目。木の家で快適に暮らすと同時に庭づくりも楽しんできました。しかし、庭の雑草に頭を悩ませてきました。今年の夏、植木屋さんと相談して、庭の土が出ているところにウッドチップを敷いてみました。
秩父の山林の間伐材を砕いたもののようです。雑草の生え方がだいぶ違って、雑草が少なくなりました。
チップを入れたばかりの時は木のにおいがして、自分の家が製材所になった日のようでした。 

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