地盤を知る
2011年に発生した東日本大震災では、当初は津波被害が注目されていましたが、時間の経過とともに、各地で崖崩れや液状化など、地盤に起因する建物やインフラへの被害が明らかになりました。このように、地震時には地盤の弱さが大きな問題となります。地盤そのものが崩壊しなくても、軟弱地盤では地震の揺れが増幅されることがあります。住宅を建ててから後悔しないためにも、敷地選びの段階から土地の地盤特性を理解しておくことが重要です。日本の地形は、大きく山地・丘陵地・台地・低地に分けられます。山地や丘陵地、台地は比較的古い地層で構成されており、盛土造成地などを除けば、一般的に良好な地盤とされています。一方、低地は新しい地層で形成されていることが多く、雨水や地下水が集まりやすいため、軟弱で不安定な地盤になりやすい傾向があります。川や池の近く、坂の下、水に関係する文字を含む地名の土地は、低地である場合が多く、注意が必要です。
