
茶室のある家をつくります
現在、茶室のある家の建築が始まり、設計時に茶室について改めて調べてみましたので、簡単ではありますが、茶室の文化について簡単にまとめてみました。
これから造られる茶室は、スタート時点から「由緒正しい茶室」という要望ではなかったので威張って茶室と云えるものではないかもしれませんが、住まいに茶室、又はお茶をたしなむ炉などがあるといいものです。
現在、茶室のある家の建築が始まり、設計時に茶室について改めて調べてみましたので、簡単ではありますが、茶室の文化について簡単にまとめてみました。
これから造られる茶室は、スタート時点から「由緒正しい茶室」という要望ではなかったので威張って茶室と云えるものではないかもしれませんが、住まいに茶室、又はお茶をたしなむ炉などがあるといいものです。
1月17日、阪神・淡路大震災から27年が経ちました。当日夜、「取り残された耐震化」というテーマのNHK特番が放映されましたが、住宅に比べて遅れているビルの耐震化や地盤という盲点が紹介されていました。
最近、地震、津波、噴火、台風、豪雪など、世界的に災害が頻発していますので、改めて我が家の防災対策をチェックされている方も多いと思います。
今回は、NHK特番でも言及されていた「地盤」について、概要をチェックする簡単な方法がありますので、ご紹介したいと思います。
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NPO木の家だいすきの会・設計者のアトリエヌック建築事務所・新井聡さん、勝見紀子さんが書いています。住宅の新築や、購入を考えている人必読の1冊です。
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文京区千駄木の旧安田楠雄邸は、“普請道楽”として有名な豊島園遊園地の創業者で実業家の藤田好三郎が大正8年に建築した近代和風建築です。
「食」道楽、「着」道楽など「〇〇」道楽という中で、“普請道楽”は、身上をつぶすほどの贅沢な道楽と言われています。落語では、「道楽者」や「道楽息子」が登場し、現代では、“道楽”は否定的な意味で使われることが多いようです。ところで、江戸時代の三大道楽は園芸道楽、釣り道楽、文芸道楽で、収入のなくなったご隠居が本格的にとりくむ趣味、生活を豊かにする楽しみでした。
そもそも「道楽」という言葉は仏教用語で、「仏道修行によって得たさとりのたのしみ、法悦の境界」ということだったそうで、より深い意味があったことがうかがえます
私が住んでいる所は畑や田んぼがある郊外の住宅地で、電車で東京の事務所へ通っています。電車に乗っている時間を考えると都内に住んでいた方が効率良いのですが、住まいの周辺環境もとても大事です。
コロナウィルスが蔓延してから自宅で仕事をするようになり、周辺を散歩する機会が増えたのでより実感をしています。そんな私が毎年参加しているのが、地元の農家がおこなっている米作りです。参加し始めてから5年目になります。
子供の頃は、田んぼや畑が祖父の家にあったので身近に感じていました。しかし大人になり働きだすとそんな環境が近くにありません。子供達にも米や野菜がどのようにできるのか体験して欲しいと思ったのがきっかけでした。
新築や改修の計画を進める際、建物の解体を伴うことがしばしばです。
多くの場合、建て主さんが長らく暮らした住まいで、思案の末に取り壊すことを決めた建物です。
建物自体は無くなる運命でも、使われているひとつひとつの部材は、傷みの程度が浅くまだまだ活躍してくれそうなものが少なくありません。なかでも年月を経てきた古い建物ほど、そういった部材に目が行きます。
建て主さんが思い入れを話されて、何とか生かしたいと要望される場合は喜んで使い道を考えます。
私が一目ぼれし、設計に取り入れる提案をさせていただくこともあります。
私の事務所があるのは、地元である埼玉県飯能市。
面積の約75%もの山林を持ち、江戸時代より「西川材」と呼ばれた木材の産地です。
私の家系は、山や林業に携わっている人はいませんが、せっかく地元が産地なのだから西川材の木の家を推奨しています。
建て主さんや建築地によっては、ときがわの木や、多摩の木を使うこともあります。 木の産地ですから、地元の公共建築物には「西川材」を利用するのが自然な流れですね・・・
コウ設計工房でも、時々小さな公共建物の設計を受け持つことがあります。以前、市の担当職員さんと、入札方式ではなく、プロポーザル方式で発注するのは難しいですか?・・とお話したことがありました。(簡単に説明すると、入札方式とは、設計金額を入札する中で金額により決まり、プロポーザル方式とは、企画提案を選ぶことで、設計者を決めます)
しかしながら、「設計者を決めるまでのプロセスや選定基準などが難しいなあ・・」ということで、今でも入札方式で決まるのが常です。 設計説明書では、「出来る限り西川材を活用した提案を行うこと」と書かれているのですが、我々のような地元の設計事務所が落札するとも限りません。地域材を生かした設計をしたくても、金額提示がうまくいかないと提案すらできないのです。公共施設の設計に手慣れた事務所は、役所が設計費としていくらくらいを想定しているかの見当を付け、最低金額を割らない、ちょうどいい塩梅で入札してきますので、コウ設計工房が受注できるのは、運しかありません。(経験値が低いのですね・・)公共工事の設計費は悪くないので、受注したい案件の場合など、比較的安い金額で入札したりしますが、最低金額より下回る金額だった場合に何度も失格になったことがあります。 数年前に受注した、駅前広場のトイレと山間部の小学校に隣接した学童保育施設では、構造材、内装材共に西川材を生かして実現できました。しかし、市外の設計事務所が設計を担当し、木に対して意識の低い工事会社が受注すると、西川材は少ししか使われないようです。
材木業者さんも嘆いていますが、何もできません。
木を生かす設計者、工事業者、役所の職員と協力してできる体制が出来ればこんなことにはならないのに、癒着だの談合だの騒ぐ人もいるから難しいんですね。
写真は2011年の完成見学会のときに撮ったもので、スギの無垢材で作ったベッドです。
建て主の方が特に願って建具屋さんに作ったもらったものでした。私は、この時はまだ還暦前で快眠を謳歌していましたので、あまり気にもとめていませんでした。
この時から10年経ち、歳を重ねるごとに、朝早く眼がさめて睡眠時間が短かくなったり、夜トイレに起きなくてはならなくなったりと、十分に寝られなくなるようになって、あの時の建て主の方の思いが理解できるような気がします。
1階の洗濯物干しスペースとしてだけの利用だった中庭の濡れ縁を、6畳くらいのデッキに拡げました。<br />
大工さんに事前に道具をお借りして、やり方のアドバイスを伺っておいて、土曜日の朝からスタート。<br />
夫婦2人で丸2日かけて日曜日にナントカ完成。